紅葉のハイキングで有名な千葉県市原市朝生原(梅ケ瀬渓谷)から,約90万年前の巨大なアシカ科鰭脚(ききゃく)類の下顎骨(かがくこつ)化石が発見されました.
この化石は,現生のトドの雄個体に似た特徴をもちますが,今まで知られているトドの雄の最大個体と比較して,約1.5倍の大きさ(推定体長 5m,体重 3t)があり,絶滅した種類と判断されます.この大きさは,アシカ科鰭脚類のなかでは世界最大です.。
大昔には、房総地方に豊かな海があったことを裏付ける貴重な発見だそうです。
詳しくは、千葉県立中央博物館のHPでご覧ください。